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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】「Rave History 2 : The Dictate of The Dark Eden」を訳しました

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先月翻訳した「Rave History 1」に続いて「Rave History 2 : The Dictate of The Dark Eden」を翻訳しました。サブタイトルは「闇のエデンの命令/支配」とあり、何やら怪しげな雰囲気ですが、内容はグローバルサイクル(ヒューマンデザイン的な時代性)についての講義録でした。グローバルサイクルは、1960年に1番ラインの時期に入り、それが今も続いているわけですが、この1960年から、次の6番ラインに移る2027年までの時期を、創始者ラーは「エデンの帰還」と呼んでいます。ところが今回の講義録を読むと、その「エデンの帰還」に関する話は最初の方にちょっとしただけで、後はまったく言及せず、「闇のエデン」が何なのかも、よくわかりません。大袈裟なタイトルを付けておいて、以前話したような講義をするという悪いクセがラーにはありますが、そういうことでお金を稼いでいたから63歳で早死にしたんじゃねーの?とか思っちゃいますよねえ。

それでも、ラーの講義内容から類推するに……「エデンの園」の伝説では、人間(アダム)は、神に禁じられた「智慧の実」を食べて、子供を作るようになりました(宗派によって諸説あり)。同じように私たち人類も、知識を求め、子孫を残すことを目的として長い間生きてきました。その結果、地球上には膨大な情報があふれ、人口も爆発的に増えましたが、それがもう終わる、という意味のようです。つまり、知識を探求できるようなインフラ環境(インターネット)が劣化し、少子化などによって人口そのものも減っていき、2027年以降に生まれてくるレイヴと徐々に入れ替わっていく、ということなのでしょう。そして宇宙のプログラムそのものも、そのような人類の衰退と、レイヴの誕生を後押しするような影響を下ろしている。それがグローバルサイクルというわけです。

以前も書きましたが、グローバルサイクルでは、約400年単位の時代を表す8つの「鍵穴」があり、そこにどのゲートが「鍵」として入るかによって、その時代性が読み解けます。そして2027年2月15日をもって、サイクルが移行し、8つの「鍵」となるゲートもすべて変わり、時代性もまったく変わってしまいます。

左の図が、1615年から続く「計画のクロス」の図です。そして右の図が、2027年から始まる「眠れる不死鳥のクロス」です。ホイールの内側に黄色い数字で記されているのが、その時代時代の「鍵」となるゲート番号です。

特に、25番ゲート「方法/道(The Way)」という「鍵穴」が、その時代の「やり方」を表していますし、メインテーマにもなります。今までの時代はそこに37番ゲート「家族・友情」という部族的な鍵が刺さっていたので、時代全体が、顔見知りの家族や仲間内の友情で支え合う時代だったわけです。そして他の「鍵」となるゲートも、たとえそれが個人性のゲートだろうと、集合体のゲートだろうと、部族的な方向に向かわされていたと。

しかし2027年以降は、25番ゲート「方法/道」という「鍵穴」に、個人的な感情の55番ゲート「スピリット・豊かさ」が刺さることになります。つまり世の中全体が、個人的な感情を中心とする時代になると。次の時代にも、59番ゲート「セクシャリティ・発散」や、54番ゲート「野心・乙女の結婚」という部族的な「鍵」ゲートはありますが、それもあくまで個人的な感情からのセクシャリティ、個人的な感情からの野心となり、部族的な共同体のために結婚したり、子供を作ったり、キャリアアップしようという、本来の部族的な性質ではないのでしょう。

そして今まで世の中を支えていた、部族的な支え合いは無くなるため、共同体や組織、国家、会社、地域社会などのインフラ基盤も徐々に崩れていくだろうと。もちろん今回翻訳した講義でも、一夜にしてすべてのインフラが崩壊するわけではない、と言っています。ラーが言うには、海王星が1846年に発見されて以来、その公転周期164年を2周した、2162年にはすべてが変わるだろうと。今から138年後ですから、もう今生きている人間は誰も生き残っていませんし、2027年2月に生まれた最後の人類ですら生き残っていないでしょう。それぐらいの長期間をかけて、この世は変わっていく、というお話でした。

しかし、まだ「エデンの帰還」とは何なのか、よくわかっていないので、引き続き「Rave History 3」の翻訳に入ります。先は長いなあ……

 

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