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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】「Manifestor Manifesto」を訳しました

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自粛期間中に翻訳をがんばるシリーズ第3弾として、「Grobal Cycles」「Generator Book」に続き、人類の9%である王様/女王様タイプ、マニフェスター向けの講義録「Manifestor Manifesto」を翻訳しました。先に、人類の70%であるジェネレイター向けのテキストを訳したので、そのまま他のタイプのテキストも訳しておくかと。

しかしよくよく考えれば、このテキスト、もっと早く訳しても良かったんですよね。なにしろこの講義録を買ったのは、2014年5月。今から6年も前の話です。僕自身、マニフェスターですから、そこはちゃんと訳しておけよと思われるかもしれませんが、タイプ的に言うと、自分自身に興味があるのってジェネレイターだけなんですよ。他のマニフェスタープロジェクターリフレクターは自分に興味が無いし、自分自身に向き合いにくいと言われています。たしかに僕自身も、このテキストを買った際、ざっと眺めて『ふーん』で終わってしまいました。そんなもんです。

また、すでに他の方がこのテキストを訳しているのも聞いていたので、だったらそちらが公開されるのを待つか……と思ったのですが、それも公開される予定が無いし、だったら自分で訳すかと。まあ、このように周囲を待たずに自分で始めるのもマニフェスターの特徴なのであしからず。

さて、あらためてきちんと全訳した感想ですが、マニフェスターの面倒な部分と、素晴らしい部分を再確認できました。面倒な部分で言うなら、マニフェスターは少数派であるがゆえにそのメカニズムを理解してもらえず、実現能力があるだけに、家族や教師や恋人からも危険視されたり、仕事環境では嫉妬されたりと、なかなか厄介な立場ではあります。そして王様/女王様気質がありながらも、もはやその立場にはいない、というのも残念な気もしますが、今のこの世界を取り仕切るプロジェクタージェネレイターの共同作業に関わる必要も無く、自分が好きなことさえ出来ていればそれで良いという、結構気楽な立場でもあるわけです。

このテキストでも、孤高の狼であるマニフェスターは、プロジェクタージェネレイターの共同作業を眺めて『あいつらは羊だし、無力だろうけど、それは俺の仕事じゃないから』と言って関わらないと書いてありますが、実際、僕も今そんな感覚です。自分のやりたいことさえ邪魔されなければそれでいい、ただし邪魔するならぶち殺すぞと。

しかし、男性マニフェスターよりも、女性マニフェスターの方が、その性質を活かすのが難しいという記述もあり、同じマニフェスター同士なら上手くいくけれど、なかなかそういうカップリングは少ないという話もあり、人間関係もマニフェスターの課題ですね。

とりあえず、また一冊、基本的なテキストを訳し終えてホッと一息。しかし、まだまだ必須のテキストはあるので、引き続き翻訳作業を続けたいと思います。

 

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