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ヒューマンデザイン・アナリスト 市川丈夫のBlog

【ヒューマンデザイン】マインドは、他人のためなら使える

Hopefully

今日も、Skypeにてフルリーディングをお伝えしました。

今日の方は、5/1感情ピュア・ジェネレイターさん。もちろん、感情が落ち着くのを待ちながら、仙骨の反応を確かめることが大切なデザインです。特に今日の方の場合、35-36「何かを期待して人生経験に入り、結果が出ると感情が落ち着く」というチャネルがあったせいか、今までいろいろな趣味や習い事を始めたものの、ある程度のところまで来ると、感情が落ち着き、もう気が済んでしまったというご経験もあったようです。そこで期待が大きすぎると、感情が落ち着いた後、まるで絶望のように感じたこともあると。『私はこれをずっとやっていくんだと思ったのに、もうやりたくない自分がいる。そしてそのことを認めたくない自分もいる』と。

さらにそういった状態でマインド(思考)は『でも、今までこれだけお金を使ったんだから、続けた方が良いんじゃないか』とか言い出すワケです。でもジェネレイターとしては、もう仙骨は動いていないため、腰が重いし、やる気が出ないと。そこで仙骨とマインドの葛藤が始まりますが、そこはもう無理をせず、次の経験に移るしかないですね。そして、そういった経験をしておくことで、感情とマインドの性質にも気づけるでしょう。

thoughts

しかし今日の方は、仙骨が大事なジェネレイターである一方、人生の目的(インカネーションクロス)は、自分の独特な思考を説明したり、表現することでした。つまりマインドも大事になってくるワケです。ヒューマンデザインにおいて、マインドは大概、その人をNot Self(不健康な状態)に引きずり込む、悪者として説明されることが多いです。しかしマインドは、他人のためなら役に立ちますし、自分のためには使えないというところが、ややこしい性質なのです。

たとえば、あなたのお友達が相談に来て『私、夫から暴力を振るわれているの。離婚した方がいいかしら?』と訊かれたら、大概の人はすぐ『そりゃそうよ、そんな旦那、さっさと別れなさいよ』とキッパリ言えるでしょう。そう言っているのは、あなたのマインドですし、マインドは他人のことなら客観的に見えるのです。

しかし、もしあなたの夫が暴力を振るったとしても、他人に言ったように、キッパリ別れられますか? そこでマインドは『いや、でもあの人も良いところはあるし……』とか『別れても、その後、経済的に苦しいし……』とか『子供の親権が……』とか何とか言い出すでしょう。それが、マインドは自分のためには使えない、という意味なのです。

自分のためには使えないマインドには従わず、それでいて他人のためには自分のマインドを使う、というのは、かなりややこしく感じますが、権威とストラテジーを修得してしまえば、意外と自然に使い分けられるものです。ヒューマンデザインを学んで3.5年経てば、マインドもだいぶ黙ってきますし、7年経てば、もう何も言わなくなってくるでしょう。しかしマインドは、あなたが周囲からの影響(条件付け)を落としていく、7年間の最後の1日、最後の1分まで抵抗するとも言うので、かなりしぶとい存在でもあります。今すぐそれをどうにかしたいと思っても、きっちり7年間かかりますから、もし可能なら、できる限り早くヒューマンデザインに触れて、脱条件付けプロセスを始めて頂きたいと思います。

 

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